初の読了投稿。次はいつになるやら

今日は皆既月食だったらしい。妙に世間が騒がしいので、そんなに珍しいやつだっけ?と思ってたけど条件が重なる系のものだった模様。

ところでこの手の天文系の話題だと中2のときの金環日食が思い出される。学校で全生徒に日食グラスが配られたりしてたけど、その日の朝も普通の時間に起きてついぞ歴史的瞬間を目にすることなく登校した記憶。

なんか9年前からたいして変わってないな、自分。まあ自然現象にとんと関心がないというのもあるけど。

 

さて本題に。『Another エピソードS』を読了。仕事終わりにちまちま読んで1週間弱。軽めの文庫でこれだけかかってるところを見ると、社会人になっていかに自由な時間を奪われているかがわかる。

内容についてはそんなに自分が語ることはないかな。綾辻さんのホラー(この作品自体はホラーでもなんでもないが)読むのは初めてだったので、どんなもんかつかめたのが収穫だったくらい。

とりあえず言えることとして、この作品の最大のポイントは見崎鳴が(ほぼ単体の)メインキャラってところにあると思うので、アニメとか原作に触れてAnotherや見崎というキャラに興味をもったら、さくっと読めるので寄り道感覚で読むのはありなのかもしれない。

………と思っていたのだが、読了後にふとAnotherの3作目が近頃単行本化されたという話を思い出したので、そちらのあらすじを確認したところ、『Another 2001』の刊行によって「エピソードS」の存在意義が大きく変わっていた。要はこの作品が無印と2001の橋渡し的役割を果たすようになったというわけだね。

このタイミングでエピソードSを読むことになったのは、今すぐ2001を買えという天のお示しなのか?

いや、大ボリュームのようだしさすがに文庫化を待つかな。エピソードSまでの流れは数年経ってもそうそう忘れんだろうし。それまでにアニメ化も…まあないだろうけど祈りたい。とりあえずこの作品で綾辻ホラーは僕が読んで満足できそうだということはわかったので、ぼちぼち読んでいきたいな。なんかの新装改訂版もつい最近出たっぽいし。

 

ところでAnother無印で見崎が「いないもの」に指名された明確な理由って作中で明かされてたっけ?原作では書いてあるのかもしれないが、アニメでは触れられてなかったような。まあ仮に明かされてなくても、容易に推測を立てられるようなことではあるが。

 

ここからは少しAnotherから話はそれる。今回久々に小説を読んだことで、自分のなかでわずかながら読書欲(小説の)が再燃している。それっぽい紹介サイトを見たり、急に部屋の文庫本を整理しだしたりといった具合に。

なんちゅうか前置きでも言ったけど、本当自分むかしと変わらんよなあ。過去にもこういうの2・3年周期で何度もやってるよ。今回も3・4冊読んで終わりか?小説は好きだけど、趣味であり続けた期間は一度もないからね。

まあ日常と仕事の間を埋める何かを探しているという点で過去のそれとは違うだろうし、溜まりまくってる積読を消化するいい機会だと思って乗っかってみるか。ブログきっかけ記事で触れた「伏せられたる趣味」も先が見えない状況ではあるし。なんにせよ環境が一変したばかりの現段階では何を決めるにも時期尚早だ。とりあえず今の自分が楽しめて満足できるならそれでいい。

 

前記事のPart2も早く書かねば。それでは。