〇〇の話 Part1

本を読むとき、紙と電子のどちらがいいのかっていうのは、そんなに日頃本を読むわけでもないくせに長年の悩みの種だったりする。

昔は電子書籍を認めない、根っからの紙媒体信者だったのだが、最近は「漫画に限って」電子書籍も認めつつある。小説みたいな活字はやっぱり紙の方が読みやすいかな。小説は漫画より読む時間が長くなるから、そうなると結果的に紙の方が総幸福度は高そう。厚みのある本なら「読んだ」っていう達成感も味わえるし。

 

ここで少し自分の考える紙・電子双方のメリットを考えてみたい。デメリットは相手のメリットの裏返しに等しいから省略。

 

①読み終わった後、本棚に飾ってコレクションできる。ただの自己満足ではあるが、揃えていったときの達成感も電子よりは大きいと思われる。

②読み終わり、手元に置いておく必要もなくなったら古本屋に売るという選択肢がとれる。

③(小説に限る)厚みのある本の場合、読み切ったときの達成感が電子より大きい。

④目にやさしい。小説の場合はこれが大きい。

⑤前のページに戻りたいとき、その場面が明確にどこにあるかわかっていない場合は電子より探しやすい。

 

電子

①本屋にいかなくていい。通販でもポチって即座に読める。

②紙よりは安い。買う場所によってはセールとかも期待できる。

③(自分の場合はまずないと思うが)もしだれかが自分の部屋にくることがあっても特に蔵書を見られずにすむ。

④(自分は本棚が余っているので気にしなくてもよいが)置き場所に困らない。

 

こんなところかな。それぞれ①が自分にとってのメリットとしてでかすぎる。以前少し触れたとおり最近本棚を新調したので、できることなら漫画もすべて紙にしたいところだが、電子の①の誘惑も甘美で、ケースバイケースで漫画は電子も買わざるを得んなあという感じ。

ちゃんとした自分の意志で買った本については売る気があまりないので古本屋のメリットは自分にはそんなに関係なさそう。以前ならともかく、今後は自分の稼ぎで本を買うわけだから、そんなに売っ払いたくなるような本が手元にあることもないだろう。

 

なぜ急にこんな話をしたのかについてはPart2にて。

『Another』は一両日中にも読み終わりそうです。