なぜブログを始めたか Part2

さて、Part1では私の自己発信に対する苦闘の歴史をつづってきた。ここからは、ではなぜブログなのかという方向で話を進めていきたい。

 

大学時代にやっていた「とある趣味」(それが何か当面の間は伏せることにする。Part1で述べた半リアアカの「界隈」というのはこれのこと)のおかげで、僕は「文章を書く」ことが何となく好きになっていた。学校の作文課題とか、ESの志望動機なんてのとは違って、自由気ままに自分の書きたいことについて書く、という意味だ。これができるSNSというと、やはりぱっと思いつくのがブログだったというわけ。かつての自分のようにまわりのツイート数を気にしなくてもいい。あまり少ないと本末転倒だが、更新頻度もマイペースでいい。140字以内である必要もない。

そして、本当は自分は書きたいこと、発信したいことがたくさんある(まあ最近は社会人デビューが想像以上にしんどくて、過疎り気味ではあったけど)。自分にとって格好のSNSだと思った。

 

ここまでで最初に述べた動機の後半部の説明はついたかと思う。しかし、前半部についてはまだ全然だ。そもそも、なぜそんなことを考えたのか。簡潔に述べると、「未来への漠然とした不安」ということになるのかな。このまま社会人を続けていくと、自分はどんどん狭い世界だけで生きる人間になっていくだろう。前述の趣味もいつまで続くかわからない。これからの自分になにか存在意義を与えたい。そのために、ごく小さなものでもいいから「世界とのつながり」が欲しい…。そんな感じだ。

では、今このブログは自分にとって「世界とのつながり」になっているのか?答えはノーだろう。私の発信に気づいて、目をくれる人はだれもいない。動機の半分はまだ消化できていないというわけだ。だが、これについては最初からわかっていたし、そんなに焦ってもいない。何事も「基礎」って大事だと思う。SNSで例えると、ツイート数がまだ100もいってない、いかにも最近始めましたみたいな状態だとなんとなくフォローしに行きづらいみたいな(伝われ)。何がいいたいのかというと、自分はブログやるのこれが初めてなわけで、今後ちゃんと運営していけるのかわかったもんじゃない。であるならば、自分なりの適切な更新頻度とか、ブログ内容とか、書き方の所作とかを確認しつつ、始めてから少しの間は長く続けるための「下地」をつくる期間にあててもいいのじゃないだろうかと(ずっとじゃ困るけど)。

若干しゃべってきたこととダブスタになってる気がしないでもないが、まあそんなに急ぐ必要もないだろう。実際、誰も見ていないとわかってても、思うことを文章にしてネットの海に放出するというだけで、今まで自分が抱え込んできたもやもやが解消されてはいるんだよね。

 

それにしても、このブログを「世界とのつながり」にするには今後どうしていけばいいんだろう。方法はたくさんあるだろうけど、自分の勉強不足(主にブログ知識の)のせいで今は見当もつかない。でもちゃんと考えていかないとな。

その目的のために、ここまでさんざん貶してきたTwitterに頼ることになったりもするかもしれない(以前のような使い方は絶対しないけど)。実際Twitterは合う人にとっては最強のSNSだろうからね。自分には合わなかっただけで。

 

2編に分けたけど、それでもだいぶ長くなった。とりあえずずっと書きたかったことを初めて文章に起こして、自分のなかでのSNS論みたいなものは成仏(?)できた気がする。これからはすでに述べたように、このブログを自分のものといえるまでに使い倒していきたい。とりあえずは更新頻度をもうちょい上げたいね。ニュースに対する見解なんかも記事にしていきたい。

なぜブログを始めたか Part1

ブログを始めてから最も書きたかったこと。まとまった時間があるうちに書いてしまおうと思う。

タイトルに対する答えを一言で述べるなら「世界とのつながりを持ちたくて、そのための発信の場が欲しかったから」ということになる。しかし、そう思ってアクションを起こしたのはなにもこれが初めてではない。

 

高3になってすぐ、Twitterを始めた(情報収集のためのアカウントはそれ以前から持っていたが、ちゃんと自己発信をするアカウントという意味)。もちろんハンドルネームで。たしか「本好きさんとつながりたい」みたいな体でFFを増やしていった。当時は通学時間がまあまあ長かったので今と比べると小説をよく読んではいたが、それでも「本好き」を自称する世間の人々と比べたら雀の涙ほどの読書量だった。でもこれといってなにか特徴的なすき好むコンテンツのない当時の自分は、そういうありふれた共通項に頼るしかなかった。

初動がうまくいったのかFFは順調に伸びて、自分のツイートによく反応してくれるフォロワーとかも出てきた。最終的にはフォロー数>フォロワー数の状態にまでなってた気がする。でも、半年と経たないうちに自分はそのアカウントを毎日チェックすることはなくなっていた。

このTwitterデビューが失敗したのは「キャラ付け」がよくなかったからだと考えた自分は、高3の終わりごろに再びアカウントを作る。今度は当時やっていたとあるソシャゲのユーザーとの交流を目的に始めた。ゲームなら常に話題があるし、以前のような失敗にはならないだろうと考えた。実際同じゲームのユーザーという結び付きは強くて、以前よりFFの増え方は早かったし、つながりを保っていられる期間も長くはあったけど、やがて深入りしたり離れたりを繰り返すようになり、そのゲームに飽きてきたころには以前とまったく同じ結果になっていた。2年ももたなかったと思う。

 

なぜそうなったのか?いまになって冷静に考察すると、以下のような理由に集約できると思う。

Twitterでつながっているとはいえ、向こうもハンドルネームだしどんな人なのかはよくわからない。結局のところそういう人たちに対してそこまで興味をもてず、TLを見る頻度も少なくなり、アカウント放棄にいたった。

②単純に自分にTwitterというSNSが向いていなかった。周りの人たちはツイート数10000越えはざらで、ほとんどの人が3000くらいは軽くいってる。そうなると自分もツイート数を増やす必要性に駆られるが、自分はどうしても1日に10~20ツイートみたいなことができなかった。RTに頼ってもダメ。自己発信したい気持ちはあるのに、周りが当然のようにできていることができない自分への嫌悪感みたいなのも強かった。

 

少し脇道にそれて、いま現在自分がどういう風にTwitterを使っているかという話をしたい。今はハンドルネームだけど、FFの大半は素性がわかってる人たちという「半リアアカ」的な感じで使っている。この場合、上で述べた①の弱点は克服できる。実際空き時間にTLのチェックは欠かさない。しかし②については余計に傷が深くなっている。ただでさえ自己発信が下手くそなのに、周りが自分のことを多少なりとも知っているとなると、ツイートしたいことがあってもつい人の目を気にしてためらってしまう。ただこのことについては諦めがついていて、件のアカウントは界隈の動向チェック、ようするに情報収集アカと割り切っている(実際ツイートすることはあまりない)。(Part2に続く)

2021冬アニメ振り返り②

ゆるキャン SEASON2』

 

1期がリアルタイムで放送されてた頃、世間では結構話題になってたけど何となく見てなかった。1期見たのが去年の冬で、2期も近いうちに絶対あるやろと思ってたら1年と経たないうちにやってきた。

 

一言でいうと満足。毎週面白かった。日常アニメの模範生といったところか。彼女たちのキャンプを見てると、アウトドア何も知らん私でも、春とか秋なら近場でキャンプも悪くなさそうだなと思えてしまう。社会人の趣味としてちょうどよさそう。初期投資はまあまあかかりそうだけど。

でも問題は誰と行くかだよね。そんな友達はまずいないし、キャンプ行くような家族でもない(そうであったとしても頻繁には無理そう)。リンみたいに最初からソロキャンできるアクティブさもない。登山とかと比べたら最初のハードルは低そうなんだけど、ここが難しい。

登山といえば、『ヤマノススメ』4期やるみたいですね。放送はもうちょっと先みたいだけど、新キャラもいるようで楽しみ。ゆるふわアウトドア的な観点で比較されがちな両作だけど、キャンプと登山って根本的にけっこう違う趣味なのかなあと2期見てて思ったりした。

 

あとラストの伊豆旅行編で行ったことある場所がちらほら出てきたのもよかったね。高2のとき家族旅行で周ったんだけど、大室山とかドンピシャだった。親近感あってうれしいのもそうなんだけど、僕はアニメの世界はこことは違うどこか別次元の話として見ている節があって(ゆるキャンみたくバリバリ実在の地名が出る作品であっても)、そんななかで自分が足を踏んだことのある場所が出てくるのはなんか不思議な感覚だった。とある有名アニメで最寄り駅をモデルにしたとおぼしきシーンが出てきたときもビビりとともにこんな感覚にとらわれたことがある。というか伊豆半島、観光名所多すぎやろ。伊豆くらいなら、運転できるようになって週末にふらっと車出すのもありだよな(いつになることやら)。

 

原作ペースでどこまで進んだのかわからないけど、2・3年後の3期は十分期待できそう。CMでやってたきららのアプリ(?)も入れてみるか。

 

冬アニメ振り返りはこれで以上。のんのんびより3期は途中で視聴放棄。高校時代に1・2期見てて、そのときもあまり面白さを感じなかったけど、今見たら何か違うかなと思ったがそんなことはなかった。自分にとってこの作品の何がダメなのかはあまりうまく説明できない。でもはまらないときはそんなもんだと割り切っている。

 

今期もぼちぼち見始めてるけど、数的には冬と変わらないくらいに落ち着きそう。GWは一度視聴経験のある作品の再視聴にあてるつもりなので、それを足掛けにここ数年くらいのまだ見てないやつを今後見ていけたらいいかな。

雑記 21.4.29

珍しく夜じゃないこんな時間の更新。

 

近しい人たちが7連休の到来に浮かれるなか、金曜は我慢して5連休を謳歌するつもりでいたら、突然自分にも転がり込んできた7連休(まあ金曜は一応自宅でお仕事ではあるんですが)。

 

4月からなにかと息が詰まる毎日だったのでマジで有意義に使いたい。具体的には休息とやりたいことをやりつくすってところかな。

そのためにも今日は必要なものをポチるのと、大まかな計画を練りたい。

 

初めての給料

働き始めて最初の2日丸々休める週末。4月の最初の頃に比べて疲労に慣れてきたみたいなところはあって、溜まってたやりたいことも大方消化できたし、僕は満足だ。ここからGWまで駆け抜けたい。

 

話変わって、数日前に初任給が入った。学生時代バイトしたことないから、うん十万単位のお金を誰かから受け取るってのは初めての経験なんだよね。

やっぱり口座に振り込まれるだけだと、引き出すまでは「稼いだ」っていう実感は薄い。明細も電子だしね。自分専用の銀行口座はつい最近開設したばかりで、口座っていうものになじみがないからかもしれんけど。

 

さて、これだけの大金をどう使ったとしても誰からも文句を言われない領域にたどり着いたわけだがどうしたもんかな。去年の今頃は初任給でswitch買おうとか言ってたけど、あんまその気にならない。まあ買うソフトは「あつ森」一択なんですが、switchへの投資込みでまで欲しいものか?となってしまう。どうぶつの森はDS、3DSとやり込んでるから、「こういうどう森がやりたい」みたいなのは自分のなかで固まってるんだけど、あつ森の新規要素にそれを満たすほどの魅力を感じないんだよな。

一応12月のダイパリメイクを見越して買っておくという選択肢もある。でもオメガルビーのときもそうだったように、シナリオ1周してノスタルジーに浸ったあとはそんなにやり込むことなくポケモンから離れる未来がありありと見える。シンオウ地方は好きな舞台だからそれでもいいのではという気もするけど、ほかのリメイクじゃない新タイトルを全然買ってない(実際イッシュ地方以降のポケモンはほぼ知らない)人間がやってもなあという気持ちもある。難しい。

 

当初の予定だと初任給はGW中のとあるイベントにかかる経費で少しばかり消し飛ぶつもりだったのだが、こういうご時世でイベントそのものが消し飛んだので、あまりを欲を出さずにステイしておくのもありかな。

2021冬アニメ振り返り①

2週間ぶりのブログ更新。仕事から帰ってすることが夕飯食べるのと寝ることメインになってるのがいかんですね。もう4月も終わろうとしてるけど冬アニメの振り返りやっていきます。 

 

『裏世界ピクニック』

 

あらすじと絵だけで視聴決定。ネット上で語られる都市伝説が現世とは別の世界で実在しているという世界観はおもしろいと思った。あとはそれをどう作品に落とし込むかだけど、アニメを見た限りではホラーともファンタジーともどっちつかずな感じで世界観の「よさ」を生かし切れてなかった印象(原作読んでないのでそっちでどうなってるかはわからんけども)。

それよりこのアニメの真骨頂は空魚と鳥子の掛け合いでしょ。空魚はビジュアルも内面も好きなキャラだったけど、鳥子との絡みも最高だった。あんまり軽々しくこういう言葉使いたくないけど、まあ尊かったよね。あとゆるキャンのなでしこみたいな声のイメージが強い花守さんの空魚ボイスも新鮮でよかった。ほかにもこういうキャラ演じてたりするのかな。

感想まとめサイトのコメ欄見てると原作改変への嘆きの声がまあ多いこと。CMでコミック版の表紙見て、若干ストーリーの順序改変がなされてることは薄々わかってたけど結構致命的だったらしい(ここも原作未読だからよくわからん)。あと原作読んでる人がわりと多かった印象。2期やるストックはあるらしいけど、なかなか難しいでしょうな。

ラスボスがあっさり退散してクライマックスの盛り上がりに欠けてたのも残念だったかな。途中から「これは女の子2人の掛け合いで魅せるアニメなんだ」と割り切ってからは、なんだかんだで毎週楽しみにしてたし及第点かな。

 

ところで僕はこういう現実世界と異世界が共存してるような作品はよく見る一方、異世界だけでストーリーが完結するタイプの作品(けっこうな数あると思うけど)はほとんど見ない。なんでだろうね。創作に対して非日常を求めている一方、親近感みたいなものも必要としているのかもしれない。そういう作品も見るようにしたらもっと世界は広がると思うんだけどね。なかなか踏み出せていない。

 

なんかアニメレビュード初心者みたいな文章になったけど、実際そうなのでしゃーなし。もう1個の『ゆるキャン』もさっさとあげます。

メルカリのシステムこの上なくめんどうだと思ってるの自分だけかな

社会人になって最初の週末。仕事自体は新年度以前から触れていたのでそんなに苦じゃないけど、6日間休みなく連続で働くってのは初めての経験なわけで疲れは溜まる。日曜日たった1日で回復ってのはなかなか難しい。休みの使い方は平日帰宅後の過ごし方と合わせて今後も課題になりそうだ。

 

今日は家族が古本屋に売りに行くというので、ついでにいくつかもっててもらった。実は古本屋に本売るのは初めて(たぶん自分以外の家族もそう)。選んだのはだいたいが「買ったけど読まなかった本」。だから保存状態はいいし、メルカリもめんどうだからちょうどいい。逆に売らなかった本はいつかまた読むだろうと思ったから手元に残っているわけだが、実際のところ僕は本を調度品みたいに捉えている向きがあるので、また読むかどうかとか関係なく本が部屋にアクセントを与えてくれるのをどこか期待しているのかもしれない。ちょうどこの春本棚も新調していたし。

 

売値は思いのほかついていた。家族の総額だから自分のがどれだけ貢献してるかは不明だけど。中学時代に友達が持ってた付録の下敷きが欲しくて買った艦これのムック本とか、希少価値高そうな気はするけど二束三文なんだろうなあ。

 

そろそろサブカルの話もブログでしていきたい。まずは4月も折り返しが近づいてきてるし、冬アニメの振り返りからですかね。つっても2本だけだけど。