なぜブログを始めたか Part1

ブログを始めてから最も書きたかったこと。まとまった時間があるうちに書いてしまおうと思う。

タイトルに対する答えを一言で述べるなら「世界とのつながりを持ちたくて、そのための発信の場が欲しかったから」ということになる。しかし、そう思ってアクションを起こしたのはなにもこれが初めてではない。

 

高3になってすぐ、Twitterを始めた(情報収集のためのアカウントはそれ以前から持っていたが、ちゃんと自己発信をするアカウントという意味)。もちろんハンドルネームで。たしか「本好きさんとつながりたい」みたいな体でFFを増やしていった。当時は通学時間がまあまあ長かったので今と比べると小説をよく読んではいたが、それでも「本好き」を自称する世間の人々と比べたら雀の涙ほどの読書量だった。でもこれといってなにか特徴的なすき好むコンテンツのない当時の自分は、そういうありふれた共通項に頼るしかなかった。

初動がうまくいったのかFFは順調に伸びて、自分のツイートによく反応してくれるフォロワーとかも出てきた。最終的にはフォロー数>フォロワー数の状態にまでなってた気がする。でも、半年と経たないうちに自分はそのアカウントを毎日チェックすることはなくなっていた。

このTwitterデビューが失敗したのは「キャラ付け」がよくなかったからだと考えた自分は、高3の終わりごろに再びアカウントを作る。今度は当時やっていたとあるソシャゲのユーザーとの交流を目的に始めた。ゲームなら常に話題があるし、以前のような失敗にはならないだろうと考えた。実際同じゲームのユーザーという結び付きは強くて、以前よりFFの増え方は早かったし、つながりを保っていられる期間も長くはあったけど、やがて深入りしたり離れたりを繰り返すようになり、そのゲームに飽きてきたころには以前とまったく同じ結果になっていた。2年ももたなかったと思う。

 

なぜそうなったのか?いまになって冷静に考察すると、以下のような理由に集約できると思う。

Twitterでつながっているとはいえ、向こうもハンドルネームだしどんな人なのかはよくわからない。結局のところそういう人たちに対してそこまで興味をもてず、TLを見る頻度も少なくなり、アカウント放棄にいたった。

②単純に自分にTwitterというSNSが向いていなかった。周りの人たちはツイート数10000越えはざらで、ほとんどの人が3000くらいは軽くいってる。そうなると自分もツイート数を増やす必要性に駆られるが、自分はどうしても1日に10~20ツイートみたいなことができなかった。RTに頼ってもダメ。自己発信したい気持ちはあるのに、周りが当然のようにできていることができない自分への嫌悪感みたいなのも強かった。

 

少し脇道にそれて、いま現在自分がどういう風にTwitterを使っているかという話をしたい。今はハンドルネームだけど、FFの大半は素性がわかってる人たちという「半リアアカ」的な感じで使っている。この場合、上で述べた①の弱点は克服できる。実際空き時間にTLのチェックは欠かさない。しかし②については余計に傷が深くなっている。ただでさえ自己発信が下手くそなのに、周りが自分のことを多少なりとも知っているとなると、ツイートしたいことがあってもつい人の目を気にしてためらってしまう。ただこのことについては諦めがついていて、件のアカウントは界隈の動向チェック、ようするに情報収集アカと割り切っている(実際ツイートすることはあまりない)。(Part2に続く)